カメラマンがちんこを出すと、演者や司会は全員「ちんこを見た人間の顔」になりスタジオの雰囲気そのものがちんこになる、それはアホ独特のコミュニケーションを通じて、逆説的に「自分の脳内のちんこが出てしまっているのではないか」と視聴者を不安にさせ、視聴者は各々脳内でチンポジを直したり、脳内でパンツを一回穿き替える無駄ながらスリリングな時間を過ごすことになり、これのうんこバージョンやおっぱいバージョンなどが見る者を飽きさせない、そして最終的に視聴者は番組を「これは工夫だったんだなテレビ局の」とそう結論づけてしまう、中には涙する者もいるかもしれないが、例えばゼリーを乳首に当てたらゼリーに乳首の形が残るけどゼリーそのものはどんな形状だろうとゼリーなのでOK、みたいな話と一緒で、視聴者の脳内ちんこに一回番組というゼリーを叩きつけた結果なので、惑わされてはいけない、という内容のナレーションから始まる24時間はずっとアホが卵を温めたり貝殻を拾って植木鉢に入れたりするちんこみたいな内容だった、これを見た視聴者が「ちんこをみた人間の顔」になったかどうかは確認の余地がないが、少なくとも俺は確実にそうなっていた