今からある妖怪の話をしよう。
この妖怪が通る場所には死がもたらされるという。ただの自然死ではなく、そのほとんどが殺人事件であるということが異常だ。
その妖怪は少年のような姿をしているが、異常に発達し肥大化した頭部と眼球を持っている。眼球は薄いながらも頑丈な膜に覆われている。また頭部は体毛に覆われており、頂点には小さなツノのようなものが認められる。
体は現代的な洋服を着ているように見えるが、あの巨大な頭では衣服など着られるはずもない。恐らく鱗のようなものなのだろう。ここからこの妖怪は爬虫類から変異したものだと推定できる。
そして人語を理解し人類に擬態し、部屋の隅にコソコソと移動しては首についた赤い蝶々のようなものに話しかける癖を持つ。
何故こんな話をしたかって?
その、その化け物、化け物が、今、わ、私の、前に
シニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイオマエノウシロニモイルゾシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイ