野球の審判1「あれを見なさい!」
ポロッ・・・ぺたぺた、ポロポロッ
野球の選手1「あっ、直しても直しても耳取れるうさぎだ」
野球の審判2「どうですか?」
野球の選手1「耳がなかなかくっつきません」
野球の審判3「あれを見てどう思いましたか?」
野球の選手1「とても可哀相です」
野球の審判4「これも人間の仕業です」
野球の選手1「そんな〜」
野球の審判5「元は普通のうさぎでした」
野球の選手1「助けたいです」
野球の審判6「手術には1億円かかります」
野球の選手1「ぼく働きます」
野球の審判7「治っても自然界には戻れませんよ」
野球の選手1「ぼくが一生面倒を見ます」
野球の審判8「今日の試合はここまでです」
野球の選手1「構いません!うさぎの耳がくっつくのなら!」
野球の審判9「その言葉が聞きたかった」
ザッザッザッザッ・・・
「プレイボール!」 (9人の審判達が思い思いのポーズで石像に戻る)
答え:手塚治虫は野球をよく知らない