コンパで出会った頃の彼 「僕ら気が合うね。一緒にここを抜け出さないか?」
やさしかった頃の彼 「この宝石似合うね。うん綺麗だよ」
何かにつけ暴力を振るうようになった彼 「お前は黙って言う事を聞いておけばいいんだよ!」
そして付き合って一年が経とうとした頃、彼がとんでもない事を言い出した。
彼「1億円で人工衛星でもどうだい?」
私「人工衛星ならもう自前の衛星持ってるわよ!このJAXAの回し者!
あなたが買ってくれっていったから買ったんでしょ!
この車も!この宝石も!あのクルーザーも!」
彼「いや、その、こ、これは僕達の未来の子供達の分の衛星だよ」
私「え!?」
彼「結婚しよう」
私「・・・・・嘘よ」
彼「僕は本気だ!君と一緒に暮らしたい!ずっとそう思ってきた!」
私「そんなの嘘よ!きっとあなたは結婚届に判を押すまで、のらりくらり誤魔化して私に何度も人工衛星を打ち上げさせるわ!
気象観測衛星を2基、GPS衛星を4基、電磁砲搭載超最新鋭衛星を数基、他にも必要な人工衛星を数十基!!
その後国籍を人口少数の国家に移し、物品で人心を掌握してその国を支配し終えた後、米国に宣戦布告し予てより用意していた衛星から電磁砲を都市部に数発撃って無条件降伏をあなたは勝ち取るわ!
それからも日本以外の国に宣戦布告し続けあなたは何度も何度も勝利するのよ!
日本が裏から世界を掌握するまでずっと!
日本には手を汚させずに!みんなにいい顔する日本のままで!
・・・・結局あなたは私を利用して今の日本を何とか救おうとしているだけなのよ」