お墓かくあるべし、というコンセンサスというか共通理解というかそういったものがまず厳然として基盤にあって、その上へ残された人たちの想いやら何やらを少しずつ言語化して積み上げていったところにようやく形が見えてくる、そういう物じゃないの、お墓ってのはさ、だから新機能だ何だ言う前にそういう根っこの部分をね、まず詰めていきなさいと。ああ、そうだ、墓石の土台に『定礎』って彫ったらいいじゃない、ね、これだけで物凄くガッチリしたような安定感というか安心感というか、あるでしょう、え? 何、どうしても付けろって、新機能? 会長が? うるさいなあああもうなんだ、あれだ、「たまに無音になる」とかそんなん。何でも適当に付けといたらいいじゃない、適当に、どうせ何でも売れるんだから。金鉢叩いたら「ムオ〜ン」てな、ははは新機能新機能。