青島「室井さん、おいしいカレーできませ〜ん」
室井「青島、感情的になるな。一晩寝かせればいいんだ」
青島「いやだ!俺はこのカレーとずっと一緒にいたいんだ、離したくないんだ!」
室井「つべこべ言うな!お前は俺の言うことに従っていればいいんだ。ほらこうやって蓋をして……あっ!」
ガンッ!
室井の肘が鍋に当たる
青島「室井さ〜ん!」
ガッチャーン!
床に落ちてカレーがこぼれだす
青島「室井さん、どうして現場にカレーが流れるんだ?」
室井「うるさーい!そんなことより早く蓋をするんだ青島ー!」
青島「だめだ、蓋が曲がってる…。室井さん、カレー鍋封鎖できませ〜ん!」
室井「この役立たずがっ!」
青島「だったら自分でやってみてくださいよ」
室井「俺は上に行く人間だ、下を向く作業などできはしない」
青島「カレーの命がかかってるこんな大事な時に何言ってんすか?室井さん」
プルルルルルルルー
電話が鳴る
室井「……はい、……はい。わかりました、大至急そちらに向かいます」
青島「誰ですか?」
室井「上からだ。キャンプファイヤーのときに流す曲を何にするかで緊急会議があるそうだ。俺も今すぐ向かう。」
青島「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!!!」
室井「ほら青島、ペロペロキャンディーだ」
青島「ワーイ」