「軍曹! 無事だったのですか!」
「かわいい部下たちを置き去りにして居なくなる俺ではない」
「居なくなったじゃないですか! どれだけ心配したか……」
「かなわんなお前たちには。どうだその後、変わりないか」
「カ、カトリーヌが……流れ弾に当たって」
「て、て……天気予報見た?」
「たーたーた……たまには真面目に話をつなげてくださいよ!」
「よ、よ? よ……よくわかってるじゃないか、これが俺の流儀だ」
「だ? ……だいぶ前からわかってますけどね」
「ね、ね、ね、念じれば思いは届くんだよ」
「よ……よっぽど我慢してたみたいですけど、手加減はなしです」
「ス、ス、スルメ臭のするスポンジ」
「ジ……ジョン。あ、いや、ジョンソン。ああ、あ、あ、ジョンソニックマン!」
「全部だめ。はい俺の勝ち」
「いや今の反則ですよ! 最後もう会話放棄してたじゃないですか!」
「お前はいつもそうやって負け惜しみばっか言ってたっけなあ」
「むきゃーーーーっ!!」