妻「あなた・・・」
おやじ「・・・」
妻「絶対・・・帰ってきてくださいね」
おやじ「ああ・・来月はひまわりの卒園式だからな」
母「・・・っはい」
おやじ「はは、そう心配するなよ 俺は帰ってくる!絶対にだ」
妻「はい・・あなたの好きな珈琲いつでも出せるように用意しておきますね」
おやじ「・・・行ってくる」
がららら・・・がららららピシャ
ひまわり「ふわぁ〜 ママー パパどこかいっちゃったの?」
妻「うん・・・急な出張なんだって」
ひまわり「ふ〜ん パパいつかえってくるの?」
妻「いつになるかは分からないけどすぐに帰ってくるわ・・すぐに・・・」
ひまわり「あれー?ママないてるの?」
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伍長「駄目です!!大佐!もう持ちません!」
大佐「ばかやろう!敵を上陸させるな!この島は本土攻撃の要になるんだぞ!」
伍長「で・・ですがっ敵が多すぎます!」
大佐「弱音を吐くな!持ちこたえるんだ!救援要請はもう10日以上前に出しているんだ数日の間に絶対に応援はくる!」
伍長「大佐・・・士気関ると黙っていましたが本土からの応援は七日前にこちらに向かう途中に・・・」
大佐「なっ・・!?」
伍長「士気に関るとはいえ・・・大佐!私はあなたの下で働けたことを誇りに思います!」敬礼!!パーン
大佐「木下君・・・」
1等兵「大佐!敵三国の空海軍に援軍が着ました!数からして総戦力だと思われます!!」
大佐「なんだと!!?敵は一気にけりをつける気か・・・」
大佐「・・・・くっ・・・すまない・・・木下君私も行こう」パーン
皆の集「大佐!!」
大佐「・・・!?」
軍曹「大佐はやまっちゃだめです。」
大佐「真一君・・・だが・・・」
おやじ軍曹「まだ手はあります」
大佐「手だと?もはや残弾も無いに等しいと言うに」
おやじ軍曹「はい。作戦はこうです・・・・」
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おやじ「ちぃ!さすがに弾切れか まぁ目的の場所まではこれた 良いとしよう」
ナビ「OYJドライブ臨界点突破 使用中止してください使用を中止して プツン」
おやじ「うるさいナビだ 最後くらい静かに逝かせろ・・・」
敵海兵「アイツメーイッタイナニヲスルキダ」
フィィィィィン
おやじ「ちなつ ひまわり・・・愛して―――――――」
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ちなつ「真一さん・・・」
ひまわり「ただいまー!お母さん今日部活でねっ・・おかあさんまた泣いてるの〜?」
ちなつ「駄目ね・・・またお父さんの事思い出しちゃった・・・」
ひまわり「お父さん・・・か・・・私はあんまり覚えてないんだよね・・・」
ピンポーン
ちなつ「ぐすっ は〜い いまでまーす」
がららら
ちなつ「どちらさ―――」
男「とりあえず珈琲貰おうかな」 〜最終兵器OYAJI〜