「俺がアメリカ旅行行ったとするじゃん?で、向こうで少しいい感じの女性ができたと勘違いしちゃうのね。で、一応海を越えてきた外国の友人ということもあって、キミー(想定彼女)はデートに一回誘ってくれるの、ある日。ショッピングモールで落ち合うことになるのがいいよね。でショッピングモール10時集合になって、俺は待つの。でも10分経って30分たって1時間経って・・・、それでも彼女は来ないのね。まぁそれくらいは許容範囲だからなぁ、って思ってるうちに5時間とか経っちゃってさ。もうしょうがないからすぐ近くにある自動販売機でコーラ買って飢えとか凌ぐんだよ。で、その日は結局夜になっちゃうの。で、警備員(黒人)に『もう帰りな』とか言われちゃってさ。しょうがないから一番近くの門みたいなところで待つの。そして翌日一番また同じところ(噴水前、今決めた)で、やっぱ待つんだよ。二日、三日経っても彼女は来ないのね。そのころにはそこで働く人たちに『waiting asian』とか呼ばれんの。で五日目くらいで話しかけてくれる人が出てくんの、それまでは気持ち悪がっていたにもかかわらず。『なんでここにいるのですか?』って聞かれるのね。でも英語わかんないから『I promise』位しか言えないのね。こいつ英語わかんねーのか、みたいに思ってそのおっさんは行っちゃうの。でとうとう一週間目で倒れちゃうの。飲み物しか飲まなかったから栄養失調で。気がつけば病院にいるんだよ。点滴打たれちゃってさ。でも意識を取り戻すや否や、看護婦(彼女も美人です)にペンとメモを借りて、こう書くわけ『I'm sorry.But I promise』ってさ。メモを残して抜け出して、またショッピングモールに戻るのね。で、何か知らないけど、そこに人だかりができるようになるの。英語でわーわー言ってるんだわ。なぜかって聞いたら身振り手振りを交えてこんなこと言うの『お前はWaiting man って名前で新聞に出てるぞ』ってね。そう、一番最初に尋ねてきた彼は新聞社に勤める男だったんだよ。ここからがクライマックスだぜ。彼女が現れるんだよ。新聞を見て。そしてこんなこと言うの、泣きながら『私はあなたを裏切ったたのに、あなたはなぜ待っていたの?』そこで一言『I promise』泣き出す彼女。しかし俺はたどたどしい英語でこう言うんだよ『約束は守るためにありますね?ただ約束を守っただけなのに、なぜ泣きますか?どこか痛いですか?』彼女『痛くないの・・・、うれしいのよ』観衆『わーーーーーーー!!』」
「ちなみに『I promise』って題名で本も出しますw」