えっとですね、なんと言いますか、あの、冷蔵庫の中で、あの冷たい氷の中でですね、私の考えがまるで雪の結晶のように結ばれたり溶けたりしていたんですよ。ほら、あの、雪の結晶ってそれぞれが独自の形をしているじゃないですか?でも、溶けてしまえば全部同じ水になるんですよね。だから、私の考えもそのように、記憶の断片が雪のように舞い散って、また氷のように固まるという感じで。あの、魚のように泳いでいたんですよ、頭の中で。いや、魚じゃなくて、どちらかというと、もっと透明なクラゲみたいなものかもしれませんね。クラゲは触手がありますから、あの、私の記憶も触手のように伸びたり縮んだりして、どこかに引っかかっていたんです。だから、こう、言いたいのはですね、時間の流れが逆流して、氷の中で私の心が何かを探していたんです。そう、まるで宇宙の中で迷子になった星のように、いや、惑星かもしれませんね。でも、それは結局、冷たい水の中で溶けてしまって、今はただの水になったような気がするんです。わかりますかね?
その時作った曲がこちら
ドドミレドー^^