この撮影で手の骨が歪み椎名の子供の頃からの夢であったハンドモデル(いわゆる手タレ)への道が閉ざされたとされる(手根骨を構成する短骨の一つである有頭骨が浮き上がり、手の甲の腕の付け根近くに妙な突起が生まれた。ハンドモデルとしては致命的である)。そのショックを歌う曲が何曲かあるが全てシングルCDのカップリング曲であり、アルバムには収録されていない。ライブでも歌うことが無く2001年に行われたライブ『土偶ヒエラルキー』でのみ歌っている。その様子はDVDで確認できるがギターを弾く右手にはフィンガーレスグローブをはめている。2016年のレキシのライブにシークレットゲストして登場した際に「舞の海」を歌ったという情報がある(未確認)。「舞の海」はご推察の通り椎名が舞の海の頭のシリコンと自分の手の甲の突起にシンパシーを感じたことから作られた曲だが、舞の海の頭のシリコンは手術で取ることが可能だということを知り、後年「大受久晃」という曲が新たに作られた(大受久晃は舞の海の一世代前の力士で舞の海と同じく頭にシリコンを入れることで身長制限のある新弟子検査に合格したが、舞の海と違い当時の技術ではシリコンは除去不能だった。引退後、頭痛に悩まされたため除去手術を受けたがやはり奇麗に取り除くことはできなかった。ちなみに椎名の長男の名前は久晃であるがこれはただの偶然らしい)。キャリアをスタートさせた時から楽曲提供を行っているともさかりえとは無二の親友である。