殺人鬼A「落とし穴を作って相手を殺そう!」
殺人鬼B「良いね〜」
殺人鬼A「穴を掘るの楽しいな〜、でもこの掘った土どうしようかな」
殺人鬼A「あ!こんなところに別の穴が!ここに埋めちゃおう」
殺人鬼B「俺が一生懸命掘った穴が誰かに埋められてたんだ」
殺人鬼A「僕のところもそうなんだよ!いったい誰が埋めたんだか」
殺人鬼B「きっと殺される側の人が殺されたくなくて妨害しているのかもしれない」
殺人鬼A「なるほど。じゃあ今日は穴を埋められないように見張り係を付けよう」
殺人鬼B「一人じゃ見逃すところもあるだろうから二人で見張ろうか」
殺人鬼A「良いね〜」
殺人鬼A「あれから10時間も経つのに穴が埋まったまま……」
殺人鬼B「どうなっているんだ……」
殺人鬼A「ずっと見張ってたからお腹空いちゃったよ、食べ物ない?」
殺人鬼B「相手を殺す用に作った毒入りパンならあるけど」
殺人鬼A「わ〜〜ありがと!それ食べるね〜うっ」
殺人鬼B「ククク……バカなやつめ。まんまと俺の策略に騙されおって」
殺人鬼B「Aの落とし穴を埋めたのも時間を長引かせて腹を空かせパンを食べさせたのも俺の策略」
殺人鬼B「しかし俺の作った落とし穴を埋めたのは誰だったのだろう……それだけが謎だ」
殺人鬼B「まぁ良い、目的の相手も殺したことだし帰るか。しかし任務が長引いたおかげで喉が渇いたな」
殺人鬼B「おっ、Aのポケットに毒入りジュースあるじゃん。のもーっと」
ククク……馬鹿め……