うおー働くこととは俺のこと!飛び出せ、水圧鼻元気ピエロです!!
――たいまつのびっくり箱が通る
男の子「みんな長い黄昏の中にいるね」
女の子「どういうこと?」
男の子「いま、頑張っている人の前をたいまつのびっくり箱が通っただろ」
女の子「うん」
男の子「あれは地球が乱産している証拠なんだ」
女の子「乱産が分からないわ」
男の子「適当に産むんだよ。人も、木も、水圧鼻元気ピエロも。地球の黄昏の中で、たいまつのびっくり箱が通る」
私が未来で
見た
ことの次第を
話すと
瞬間、彼の口からガムがこぼれたがそれを誰かが「たいまつの火だ」と言ってからは――
男の子と女の子「誰もそれを見なかった」