キャンドルをバカにされたキャンドル・ジュンがキャンドルパワーで殺害した、かってそれが要潤だったとは到底思えない要潤の死体が浅瀬にあって、それから発生したぼうふらが蚊となり、集まり、人の形を作り意思を持っている。
何億匹もの蚊で構成された、十数名のヒトの形をした何か。
彼らは蚊の集合体人間?でありながら、知恵を持ち暮らしているのだ。
その文明の神はジュン(キャンドル)である。
彼らのジュン(キャンドル)への心酔っぷりと言ったら、こちらの船にある蝋燭が彼らの意にそぐわない並のサイズであった場合、即刻私の血を一滴残らず吸い尽くしてしまう事はざらに予想される。
私は潤(要)の父だが、息子の仇は取れそうにない。
本当にすまない、かゆいのはどうしても嫌だ。
私はかゆみが怖い。
悔しい。
ああ、チンポをいじるのはなんて気持ちがいいんだ。