母「あなた、味噌坊主が出たの」
父「えっ?何だって?」
母「味噌坊主よ、ついにうちにも出たわ」
父「なんなんだいそれは?」
母「味噌坊主というのは昔から語り継がれている妖怪よ。
汚らしい髭と黒いメガネをかけていて、釣りと母親が好きなの。
味噌坊主が現れた家には大きな災いが起こると言われているわ。
回避する方法は・・・離婚。つまり家族でなくなればいいのよ」
父「なんだいそれは・・・。どこに現れたって言うんだよ」
母「そこにいるわ!昨日からいるじゃない!あなた見えてないの!?」
父「おいおい、彼は昨日『田舎に泊まろう』で急に訪ねてきた
糸井重里じゃないか」
母「糸井重里・・・そうとも言うわ・・・」