ピッ ピッ ピッ ピッ
「・・・」
ピッ ピッ ピッ ピッ
「・・・」
ピッ ピッ ・・・ピーーーーーー
父夫「親父…!」
母代「お、おじいちゃん…!」
医師「・・・、16時21分、残念ですがご臨終です」
父夫「親父…、親父…」
春彦「おじいちゃん、しんじゃったの?」
母代「うう・・・ッ」
春彦「おじいちゃんの嘘つきッ!!」
父夫「春彦・・・!?」
春彦「おじいちゃん、また春になったら一緒にツクシ採りに行こうって約束したのにッ!!」
母代「春彦ちゃん・・・」
春彦「バカー!バカー!おじいちゃんのバカー!!!」
マイケル「ハルヒコサン…」
春彦「しんじゃったら、一緒にツクシ採り、いけないじゃないかい…」
マイケル「ハルヒコサン、マイケルノ祖国デハ、ツクシハスープニシテ食ベマス」
春彦「・・・」
父夫「・・・」
母代「・・・」
マイケル「イヤ、オチトカ無イデスケド」
春彦「うえーーん!えーーーーん!」
父夫「・・・」
母代「・・・」
マイケル「ナンカ、ソウイウ、マイケルガ悪イミタイナ空気ヤメマショウヨ…、ツライ、トテモツライ」
春彦「エェーー・・・ン、ヒック、ウエーー・・・ン」
父夫「・・・」
母代「・・・」
甘党男爵「・・・」
マイケル「ワカッタ、ワカッタ、ワカリマシタヨ、ミナサン
マイケル、ヒトツダケ魔法ノ呪文使イマショウ」
春彦「・・・、マイケル?魔法って?」
父夫「もしかして・・・!」
マイケル「臨兵闘者皆人列在前!臨兵闘者皆人列在前!臨兵闘者皆人列在前!ホイヤ!」
春彦「・・・」
父夫「・・・」
母代「・・・」
いきり立った祖父のシンボルはまるでツクシのようであった