東北地方のとある地域(現在では被差別部落と呼ばれ
ることもある)では、度重なる外部からの侵略や略奪に
よって極めて貧しい暮らしを余儀なくされていた。
そのせいで子供を授かったものの、養うことができない
ので泣く泣く殺すいわゆる間引きのようなことも日常的
に行われていた。そこでこの地方の長が祈祷師に相談
したところ、”いみも”を作って侵略者を殺せとのこと
だった。いみもとは生まれて間も無い子供の小腸を
つなぎ合わせて作る紐のようなもので触れるだけで脳に
無数の穴が空いて狂い死ぬと言い伝えられていた。
”忌み紐”がなまっていみもになったとの説もある。
まれに作った本人も狂い死ぬらしいが、触れなければ
大丈夫だろう、気を強く持とう、と長は考えた。
さっそく長は間引かれた子供の小腸を集めいみもを
作り始めた。だがこの狭い地方で子供が一日に何人
も生まれるはずがない。だがいみもの長さも足りない。
そこで恐ろしいことが行われる。健全な男性と女性を
子供ができるまで性交させ生まれた子をすぐ殺す。
これを繰り返す。追い詰められた人間の恐ろしさ。
そうしていみもは完成した。そしてこの地方をとり囲む
ように張りめぐらされた。効果は絶大だった。
何も知らずにやってきた侵略者たちが次々にいみもに
触れ、目から鼻から大量の血を吹き出しケタケタと
笑いながら絶命してゆく。そんな中事故は起こった。
長の孫がいみもに触れてしまったのだ。かわいい孫が
目の前でむごい死に方をした。そして長は狂った。
いみもに触れていないのにケタケタ笑い狂い死んだ。
Q.長いものには巻かれろの長いものとはどんなもの
ですか?
A.知念里奈ちゃんのサラサラロングヘアー