もう21時か…
仕事はここまでにして、いつものモツ焼き屋で一杯引っ掛けて帰るか。
帰り道にある「い志井」に入り、ビールとモツ焼きを頼む。
プライヴェートへ頭を切り替え、バイトの女の子をからかいつつ生を3杯。
明日は日曜、このまま帰るのもつまらない。
このバイトの女の子ももう顔馴染みだしちょっと遊びに誘うか。
「ね、お店終ったらホルモン道場行かない?」
「あ、いいですね♪行きます〜!」
簡単なもんだ。
後は俺のトークと資金力を見せつけ、一晩共に過ごすだけ。
ラブホテルラフォーレの最上階の部屋で宅配ピザを食べながら発泡酒で乾杯。
そしてジョークを交えつつベッドへもつれ込む。
仕事の疲れとストレスを吐き出すように俺の速射砲が圧倒的な火力で彼女を制圧する。
彼女が陥落した瞬間、店では見たことの無い表情を見せた。
そんな馬鹿みたいな妄想で現実逃避してたら納期に間に合わなくなった。