遺書 「いい天気だな。心が晴れる気がする」
母親 「雨だけど」
息子 「雨だね」
愛娘 「警報出てるし」
遺書 「さっそくだが新しい家族を紹介しようと思う。宇宙人だ」
宇宙人「初めまして」
母親 「だから雨だけど」
息子 「ザーザーだよ」
愛娘 「遊びにいけないし」
遺書 「これは父さんが大切に育てていた金魚が成長したものだ」
母親 「宇宙人じゃないし」
息子 「ただの金魚じゃん」
愛娘 「きも」
宇宙人「ううう」
遺書 「でも宇宙人の気がする」
母親 「どっちやねん」
息子 「意味が分からない」
愛娘 「逆にきもい」
宇宙人「良かった」
遺書 「めだかのえさも食べるから安心してくれ」
母親 「あら経済的」
息子 「めだかで良いじゃん」
愛娘 「あ、カナ?今から遊べる?うん、大丈夫」
宇宙人「めだかのえさでも食べます」
遺書 「なんていうのは全部嘘だ」
母親 「やっぱりね」
息子 「そうだと思った」
愛娘 「分かった、今から行くね」
宇宙人「ううう」