最初はどのタイプも透明のアクリルケースに入ってる。
「誉められて伸びるタイプ」の他にも
「こすられて怒るタイプ」「なじられてひがむタイプ」など
色々あって、ビギナーでは見分けがつかないので、必ず
熟練者についてもらい、
「誉められて伸びるタイプ下さい、こちら熟練者同伴です」
と店員に伝える。
すると、店員がパネルでロックを解除して、県指定のケースから
子供を取り出して見せてくれるので、ひび割れや塗料のしたたって
乾いたやつがないかくまなくチェックする。
これは確認みたいなものなので、基本的にケースを開けたら
その子供は買うことになるので、店員は何かにつけて開けたがる事にも
注意が必要。
買うことが決まったら店員が鈴を鳴らし、奥からオーナーが出てきて
「今日はどのようなご用件で?」
と聞かれるので、
「誉めると伸びるタイプをお願いします、こちら熟練者同伴です」
と伝える。
そしたらオーナーが買う子供の全身をノックしたり緑色の光を
当てたりしてうんうんうなずいたりするので、それを4〜5分見届ける。
問題がなければオーナーはこちらを見ながら無言で親指を立てるので、
防犯登録とか保険契約とか色んな書類を書いて提出すると
売買成立となり、最後に
「どうしても扱いに困ったらこのボタンを押して下さい」
という忠告とともに小さなリモコンが渡される。
んで、子供が反抗期で言うことを聞かなくなった時にそのボタンを
押しちゃおうと思うんだけど、もしかしてそれリセットボタンかもとか
思うとなかなか押せないのね。
そんで迷った末に店にリモコンを持ってって、
「押してしまうのが怖いので、これはお返しします」
って店員に渡すと、店員が鈴を鳴らして奥からオーナーが出てきて
花で編んだ首飾りみたいなのをかけてくれる。