このおっさんが暗殺されたのは、慶応三年十一月十八日の夜である。
近藤の私邸に招待され、泥酔した。辞去したのは、夜十時を過ぎていた。
すでに沖天にある月が、北小路通を照らしていた。おっさんは、300円だけ握り締めて、東へ歩いている。
酔った歩みを橋に踏み入れた。渡りながら、江戸にいた頃習った謡曲「竹生島」の一節を低く謡いはじめた。
おっさんの謡曲は続く。やがて、途切れた。
一筋の槍が、おっさんの口まんこを喉まで貫いていたのである。
おっさん「おえぇ、奸賊ばらぁ・・・!もご!もごもご・・・!」
ピュッ!
おっさんは死んだ。
土方「戦はこれからだ」
土方は、おっさんの死体を七条油小路の四辻の真ん中に捨てた。やがて、役人の報告で東山の御陵衛士の本営に聞こえるだろう。
一方、御陵衛士の屯営では、急報してきた町役人を帰した後、篠原泰之進は騒ぐ同士をしずめて、ちんこを洗った。
出動隊士は7名。そのなかに、藤堂平助がいる。とびきりのオシャレをして駕籠に乗った。
東山の坂をくだったときには、午前一時を過ぎている。
月が、路上の群闘を照らしている。藤堂平助の奮闘の凄まじさに、土方はたまらなくなった。
永倉新八「土方さん、私が行きましょう」
土方「ボクもイキたいなり」
永倉は飛び出した。どぴゅーん。
永倉「平助!永倉だ!!」
と言いながら、自らの剣を抜き、逃げろといわんばかりに道をあけている。
藤堂(すまん、しんぱっつあん。愛してるゼ)
永倉(平助たん・・・)
油断したのだろう。背後から、平隊士がケツを挿し貫いた。
藤堂「ぎゃーん!気持ちー!イグーー!!」
オシャレをした藤堂は、おっさんのケツにまっさかさまに頭を突っ込んで絶命した。
〜回想〜
永倉「隣の家に囲いができたってねー」
藤堂「平助」
永倉「ぎゃーん!」
永倉「平助ぇーー!!!」
死闘を終えて、なお、土方はおさまらなかった。
土方「総司、オレのを舐めてくれ」
沖田「舐めれやしませんよ、この変態野郎。そんなものを舐めるのは土方さんくらいだ。オレが舐めてやる!」
土方「ぎゃー!総司たんの口ま○こ気持ちー!イグーー!!」
土方は真っ暗な七条通で、○○○○きはじめた。
星が出ている。