驚くべきことです
彼の履歴書には
宝の在り処を指し示すプロジェクトが書かれていたのです
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜開幕〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まだ云わないで
呪文めいたその言葉
”愛”なんて羽のように軽い
囁いて
パパより優しいテノールで
奪う覚悟があるのならば
百万の薔薇の寝台で
埋もれ見る夢よりも
馨しく私は生きてるの
どうすれば醜いものが
蔓延ったこの世界
汚れずに羽ばたいて行けるのか
ひとり繭の中
学び続けても
水晶の星空は
遠すぎるの
まだ触れないで
その慄える指先は
花盗人の甘い躊躇い
触れてもいい
この深い胸の奥にまで
届く自信があるのならば
白馬の王子様なんか
信じてるわけじゃない
〜〜〜〜〜〜〜〜薔薇乙女製作委員会・TBS〜〜〜〜〜〜〜〜