すぐにとっ捕まって部屋に引き戻された斧学科教授。
助手「では改めまして、斧学概論の講義を開始します。先生お願いします」
教授「チクショウ、あと少しで逃げ切・・・ああ、いや、なんでもないです。
(助手から斧を受け取り、それを投げ捨てる。助手に殴られる)
ゲフッ・・・では講義を開始する。心して聴くように」
学生「はい」
教授「いいかぁ、斧という字はなぁー、見てわかるとおり、父の下にぃー」
学生「はい」
教授「・・・なんて読むんだろうこれ」
(助手に視線で助けを求める。しかし助手は野球中継に夢中)
学生「わかりません」
教授「斥候の斥に似てるな」
学生「そうですね」
教授「でもちょっと違うよな」
学生「そうですね」
教授「うーんうーん・・・」(助手を足でつつく。しかし助手は寝ていた)
学生「父の下になんですか」
教授「父の下にぃー・・・なんだかよくわからないものがいるぅー」
学生「はい」
教授「いるぅー・・・」(助手を指でつつく。しかし助手は一人あやとりに夢中)
学生「はい」
教授「! ひょっとすると父の浮気相手かもしれないぞ?」
助手「それがどうかなさいましたか」
教授「あ、いや・・・別に・・・」
助手「そうですか」
教授「・・・もう帰れよ・・」
学生「終わりですか? では失礼します」