木目をよく見ると
「ママはパパがいなくてたいへんなのに、いつもやさしくわらってくれて、おいしいごはんをつくってくれて、ありがとう。ぼくがママにしてあげられることはまだすくないけれど、せめて、このぶたいでさきほこります。ほこる、というかんじは、じぶんでしらべてかいたよ」
と書かれており、それを見た保護者は一様に
「誇ります、もひらがなだけどなぁ」
と思ったが、誰かが
「そういえば、文字の間隔がやけに飛び飛びだったような」
と言ったとき、一同「まさか」と思い引きで見てみたところ、この文章で衣装いっぱいに「誇」を形づくっていた