1990年代後半から2000年代前半にかけて「世界最高のサッカー選手」と称えられた。
ジダンと1980年代に活躍したミシェル・プラティニは、フランスの2大スター選手とされる。そのプラティニからは「コントロールやパスなど、基本的な技術に関してジダンは王だ。ボールを受け、コントロールすることにおいて誰も彼と同じことは出来ないだろう」と言われている。
ケビン・キーガンは、「誰もこんな選手は見たことがないと思うだろう。マラドーナは名選手だった。クライフも名選手だった。彼らは他と違っていた。だが似てはいた。ジダンはかけ離れている。ジダンのボールさばきは、まるで彼が通り抜けていく道を買っているようだ。彼を非常に特別にしているのは彼のヴィジョンだ」と語った。
ズラタン・イブラヒモビッチは、「ジダンは抜きん出ている。ジダンがピッチに入ると、その瞬間から他の10人が「上手だな」程度の選手に見えてくる。他の星から来たようだ。魔法だ。」と語った。
パレイラからは怪物と呼ばれ、フランツ・ベッケンバウアーは「史上最高のプレイヤーの一人、本当に素晴らしい選手」とした。
アルフレッド・ディ・ステファノはジダンを「真の天才」と賞賛し、「少なくとも40歳まではプレーをしてほしい」と語った。
レアル・マドリードで共にプレーしたロベルト・カルロスは、2010年のレキップ紙のインタビューで「今まで見てきた中で一番の選手」と話し、ベッカムは「史上最高の選手」と語った。
FCバルセロナなどで対戦したシャビは2010年のインタビューで、エル・クラシコにおいて最も苦労した選手に挙げて「1990年代から2000年代前半にかけてのベストプレイヤー」と語り、ロナウジーニョは「歴代最高の選手で、自分のなかでのアイドルの1人」とし、ベストプレイヤーに名前を挙げた。リオネル・メッシは「自分から試合後のユニフォーム交換をお願いしたのは1人だけ、それはジダンだ」と証言している。
イタリアのマルチェロ・リッピは、「私たちがこの20年間で見てきた中で、最も才能ある選手だ。」とした。
ティエリ・アンリは、2005年にジダンが代表復帰を発表したとき、「ジダンが国際代表チームに戻ってくると知って、フランスの誰もが神の存在に気づいた。神が帰ってくる。これに尽きる。」と言った。
極限まで狭められた中盤のスペースを卓越したボールコントロールで生き抜いた最後のボールプレイヤーとも呼ばれている。