風が吹けばめくれちゃう物ってな〜んだ?
私は今このなぞなぞと言うものに取り組んでいる。
普通に考えればスカートであろうが、
な〜んだと可愛く聞いてきている時点でスカートではないだろう。
しかしスカートである可能性が捨てられないのも事実だ。
これを小さい子供が聞いてきているならば、私はスカートと答えはしないだろう。
しかし、しかしだ、
若い娘が私の太ももに手を置き、な〜んだと聞いてくれば、
私はスカートという答えを期待してしまうかもしれない。
だが、妻が聞いてきたらどうだろう。
その場合、どうした?疲れているのか?が正解だと言えなくもない。
仮に答えがスカートだとしても今の私に妻を抱くことは出来ない。
情けない話だが私にはもう体力がないのだ。
しかし、しかしだ、
若い娘が私のアゴをそっとなぞり、な〜んだと聞いてきたらどうだろう。
私はきっとスカートと即答するだろう。
仕方がない、私はアゴが弱いのだから、これは期待とかそういうのではなくアゴが弱いから仕方がないのだ。
だが、私の敬愛する千堂あきほにな〜んだと聞かれたらどうだろう。
私は少し照れくさそうに、しかししっかりと目を見つめてスカートと答えるだろう。
体力には自信がないがそれまでにつけておくことにしよう。
故に答えは、スカート。
その時までに体力はつけておくこと。
力強く下心を感じさせない眼でスカートと答えること。
妻に聞かれたら答えはノートである。