「今日は満月がキレイだね」
「・・・そうだね」
「どうしたの?何か元気ないよ?」
「実は・・・言わなきゃいけないことがあるんだ」
「え?急に改まってどうしたの?」
「僕は満月を見ると・・・」
「え?」
「ぬわっ、んぐぐ、ぐぁぁぁああ」
「え?」
モリモリモリモリモリモリモリモリ
「え?モリモリ?どういう描写?」
ネロネロネロネロネロネロネロネロ
「粘っこいものが出てるようで、出てないわ!出てない。」
「ふぅ・・・」
「え?どいうことなの?」
「これが・・・本当の僕なんだ・・・」
「うん、変わってない!変な音したのに姿変わってない!」
「幻滅したかい?」
「してないけど、しそう!変な音したのに変わってないし!」
「危ないっ!」
ロケット花火が彼女に向けてシュルルルルルルル〜
「キャー!」
シュッ!ダッ!スパパパパパパーン!
「大丈夫かい?」
「うん・・・大丈夫じゃない!普通に当たったからね!」
「君も僕が怖いかい?」
「シュッとかバッて音したのに何で動いてないの?」
「身体能力は変わらないからね」
「じゃあ何で音がするの?」
「それが・・・僕だからさ」