父が初めて作ったホログラムのケーキ
散々なほどにんにく蓄えて息吐く
鼻が無いので臭くてもロウソクの灯火たちは一切動じない
努力報われないわが子ふんだんに泣いちゃう
父が華麗に指パッチンの仕草する
若妻がすこし照れつつ「パッチン」と言う
合図でケーキの薄皮が剥けだす
中からホログラムがお茶目に登場する
両手に持っていた紙を優しく広げる
筆で書かれたドッキリの文字がさらけだす
「この字どう?」と若妻にハスキーボイスで尋ねる
「いい…そこもっとぉ…」と涙目で答える
激しい攻めに今まで耐えに耐えてた蛇口がとうとう決壊し潮を吹く
クラシアン発射
大体こんな感じだと思います