「動くなっ!さっさと逃走用の車を用意しろ!」
「なっ、お前・・・健二だろ?」
「さ・・・さっさと車を用意するんだ!」
「ハハハハハ・・・やっぱり健二の声だ、こんなところでなにやって…」
バーン(銃声)
「さっさと車を用意しろ、弾はあと6発ある。言う事を聞くんだ。」
「け…健二…」
バーン(銃声)
「車だ車だ車だー!!!車を出さんかーい!!!」
「け…健二… お前に何があったかは知らん。でもどないしたんや!?」
健二「えっ?ひろみち・・・君・・・だよね?」
ひろみち「覚えてくれてた?嬉しいな、健二とは中学を出て以来会ってないからびっくりしたよ。」
健二「元気・・・やってる?」
ひろみち「見ての通り、元気やってるさ、なぁみんな!」
「は・・・ははは、ははは、ははは」
バーン(銃声)
健二「ひろみち君以外、全員笑うなー!」
ひろみち「でなぁ、健二に会いたいなって思ったりもしてたんやけど、あの当時の俺らって携帯とか持ってなかったやろ?だからどうやって連絡とろかな思ってたんやけど、どうしようもなくて」
金髪の女「それ凄い分かるわー」
バーン(銃声)
健二「分かるなー!俺とひろみち君の話に勝手に入ってきて分かるとか軽々しく使うなー!」
ひろみち君「ごめんごめん。ちゃう、ほんで〜、色々調べようとしたねんな、健二が通ってた高校に行って名簿見せて貰おうとしたりしたんやけど」
赤髪の男「ネットで調べた方が早いんと」
バーン(銃声)
健二「入って来るなー!俺とひろみち君が懐かしい話してる間に入ってくるなー!ネットで調べて出てくるかどうかは正直、気になってるけど入ってくるなー!」
ひろみち「ごめんごめん、そんでそれが昨日の話やねんけどな、」
バーン!(銃声)
健二「昨日の話かーい」バーン!(銃声)
ひろみち「おい、健二…健二…うそやろ?健二?」
一番左の男「めっさ綺麗な顔して死んではるわ。」
一番手前の男「午後5時50分!」