MC「さて今夜も始まりましたクイズスーパーラブアタック」
男「お前なんかに負けないからな」
女「あんたなんかケチョンケチョンなんだからね」
男「なんだとー」
MC「はいはい、始めますよ」
男・女「はーい」
MC「では第一問、付き合いたい男ナンバー・・・」
ピンポン
女「三浦春馬」
男「お前はああいうナヨナヨした男が好きなのかよ」
女「あんたには関係ないでしょ」
男「いい加減にしろよー」
MC「はいはい、そこまで。では第二問、男性が結婚する女性に求める・・・」
ピンポン
男「料理」
女「私いちょう切り得意〜」
男「そこフィーチャーするなよ。完成してこその料理だろ」
女「フィーチャーとか知的ぶらないでくれる」
男「俺はな、俺はただ、」
MC「ではいよいよ最終問題、ここにいるブスが、」
ピンポン
男「ちょっと待った!誰がブスだって?」
女「ちょっとやめてよ、番組中だよ」
男「お前は黙ってろ、今は俺に解答権があるんだ」
女「……」
男「確かにこいつは口が悪いし男の趣味も悪いし料理もヘタクソだよ。でもこいつが笑った顔、あんたは見たことあるのか?俺はある。こいつの笑った顔見ると嫌なことあっても全部吹っ飛んじゃうんだよ。こいつの笑顔にはそんな力があるんだよ」
MC「でもこの女には風俗で働いていた過去も3歳になる息子までいるんですよ。それでもあなたはこの女を一生幸せにしていく覚悟はあるのですか?」
男「ある」
女「駄目だよ」
男「俺のこと嫌いか?」
女「うんうん、だって……」
男「だって?」
女「私、男の趣味悪いもん」
男・女「わはははは」
MC「恋愛に正解はありません。間違ったっていい。相手のことを本気で考えて迷って悩んで出した答えならきっと伝わる。伝わらなくたっていい。相手が笑ってくれるなら。笑ってくれなくてもいい。僕が心で描くから。あなたの眩しすぎる笑顔、描くから。テレビをご覧のあなた、ちゃんと描けてますか?また来週〜」