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『本日は快速急行□×●行にご乗車いただき、誠にありがとうございます。他のお客様の迷惑とならないよう携帯はマナーモードに・・・』
不良A 「んでよー!そのミツ吸ったらまじうめーの!!」
不良B 「ギャハハハハハちょそれマジうけんべ!」
他の乗客 「・・・・・・」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良B 「俺もこないだよー、森にカブト採りに行ったときに」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良A 「チッ・・・」
不良B 「さっきからうるせえんだよ!黙りやがれクソガキ!!」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良B 「マジうぜえ全然泣きやまねえぞ。親は呑気に寝てやがるし」
不良A 「もういい、別の車両行こうぜ」
『次はー、○▲□ー、○▲□ー 開くドアは・・・』
赤ちゃん 「ふう・・・」
小林 「あれ、もしかして赤ちゃんさんじゃないですか?」
赤ちゃん 「おう。小林か」
小林 「うわぁやっぱりだ。僕のこと覚えてらっしゃったんですか」
赤ちゃん 「覚えとる覚えとる、川崎の病院で会うた以来じゃの。
・・・息子さんシゲルくんやったっけ?元気しとるか」
小林 「はい。おかげ様で今年、高校生になるんですよ」
赤ちゃん 「はー、 そうかもうそんなになるんか
初めて見た時はこーんなんやったのになあ」
小林 「その節は本当にどうも。それより今の見てましたよ、不良2人を
相手に一歩も引かないなんて凄い泣きっぷりじゃないですか」
赤ちゃん 「ガッハッハ、まあわしらは泣くのが仕事じゃけんの
あんな若造に脅されて泣き止むわけにいかんのや
・・・すまんけど一本吸うていいか?おっぱい」
小林 「どうぞどうぞ」
赤ちゃん 「悪いの。この仕事始めてから
年々吸う量が増えてる気がするわ」 チュパチュパ
小林 「やっぱ大変なんですねえ」
赤ちゃん 「カカアにも迷惑かけとるしな。今も疲れて寝とるし
ホンマ言うたら夜だけでも仕事から足洗いたいねん」
小林 「あ、僕次で降りるんでここらで失礼します」
赤ちゃん 「おう、また何かあったらわしに任せたらんかい」
『★○◇、★○◇です。傘などお忘れ物の無い様・・・』
母親 「あんた、アタシはええねんで」
赤ちゃん 「おうカカア目ぇ覚めたんか。何の話じゃ」
母親 「『夜だけでも仕事から足洗いたい』って。アタシに気遣わんで
ええねんで、あんたを見守るのがアタシの役目やから」
赤ちゃん 「!起きとったんか、お前は余計なこと言わんでええねん!!」
母親 「・・・あんた、どうして」
赤ちゃん 「・・・・何じゃい」
母親 「どうして泣いてるん?」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良A 「んでよー!そのミツ吸ったらまじうめーの!!」
不良B 「ギャハハハハハちょそれマジうけんべ!」
他の乗客 「・・・・・・」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良B 「俺もこないだよー、森にカブト採りに行ったときに」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良A 「チッ・・・」
不良B 「さっきからうるせえんだよ!黙りやがれクソガキ!!」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」
不良B 「マジうぜえ全然泣きやまねえぞ。親は呑気に寝てやがるし」
不良A 「もういい、別の車両行こうぜ」
『次はー、○▲□ー、○▲□ー 開くドアは・・・』
赤ちゃん 「ふう・・・」
小林 「あれ、もしかして赤ちゃんさんじゃないですか?」
赤ちゃん 「おう。小林か」
小林 「うわぁやっぱりだ。僕のこと覚えてらっしゃったんですか」
赤ちゃん 「覚えとる覚えとる、川崎の病院で会うた以来じゃの。
・・・息子さんシゲルくんやったっけ?元気しとるか」
小林 「はい。おかげ様で今年、高校生になるんですよ」
赤ちゃん 「はー、 そうかもうそんなになるんか
初めて見た時はこーんなんやったのになあ」
小林 「その節は本当にどうも。それより今の見てましたよ、不良2人を
相手に一歩も引かないなんて凄い泣きっぷりじゃないですか」
赤ちゃん 「ガッハッハ、まあわしらは泣くのが仕事じゃけんの
あんな若造に脅されて泣き止むわけにいかんのや
・・・すまんけど一本吸うていいか?おっぱい」
小林 「どうぞどうぞ」
赤ちゃん 「悪いの。この仕事始めてから
年々吸う量が増えてる気がするわ」 チュパチュパ
小林 「やっぱ大変なんですねえ」
赤ちゃん 「カカアにも迷惑かけとるしな。今も疲れて寝とるし
ホンマ言うたら夜だけでも仕事から足洗いたいねん」
小林 「あ、僕次で降りるんでここらで失礼します」
赤ちゃん 「おう、また何かあったらわしに任せたらんかい」
『★○◇、★○◇です。傘などお忘れ物の無い様・・・』
母親 「あんた、アタシはええねんで」
赤ちゃん 「おうカカア目ぇ覚めたんか。何の話じゃ」
母親 「『夜だけでも仕事から足洗いたい』って。アタシに気遣わんで
ええねんで、あんたを見守るのがアタシの役目やから」
赤ちゃん 「!起きとったんか、お前は余計なこと言わんでええねん!!」
母親 「・・・あんた、どうして」
赤ちゃん 「・・・・何じゃい」
母親 「どうして泣いてるん?」
赤ちゃん 「ウアアアア ウアアアア」