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風の迷路さんの成績

総合
投稿回数 58
Rate 2175.58
平均偏差値 60.781
平均度数 78.522
1位 3
2位 2
3位 3
ベスト10以内 14

風の迷路さんのR変動

風の迷路さんのプロフィール

メールアドレス
ホームページ http://surume888.exblog.jp/
コメント 他サイトでは するめ PHP出身

 

※毎朝6時更新
風の迷路のPICKUP得点(more) 風の迷路のPICKUPされ得点(more)
みちねこ 63
きなこの結晶 57
キルヒホッフ 56
青ヤニ 53
ボリューミー 51

ボケ履歴

[第 2000 回] それでもカブが抜けなかったおじいさんおばあさん。最終手段でこんな事した
「物理的に」って言いだす物理学者から殴る
207.92 pts [63.4]
19 /194位 (90.7%)




[第 1982 回]

画像で一言
へー、嫁がキャバ嬢でも夕飯は二人前なんだ
41.22 pts [58.2]
26 /129位 (80.5%)




[第 1961 回] せっかくサイボーグになったのにガッカリした理由とは?
燻製機能と引き換えに嗅覚を失う
40.41 pts [55.9]
33 /128位 (74.8%)




[第 1949 回]

カレー鍋に使ったスポンジで洗車されてる
48.32 pts [65.0]
17 /162位 (90.1%)




[第 1930 回] 風が吹けば○○○○○(穴埋め・字数無制限)
あの化け狸めの葉っぱさ奪って村取り戻すだ
38.28 pts [54.9]
43 /144位 (70.6%)




[第 1889 回]

キャンプの極意は現地調達だ、散れ
39.65 pts [57.6]
31 /149位 (79.7%)




[第 1753 回]

画像で一言
さよなら和服。こんにちは、やんちゃな私。
39.18 pts [56.5]
42 /171位 (75.9%)




[第 1735 回]

画像で一言
君も定時制の連中に作らせなよ
45.76 pts [66.7]
12 /154位 (92.8%)




[第 1548 回]

写真で一言
いや、乳歯抜けるたび出てこられても
42.26 pts [60.3]
28 /198位 (86.3%)




[第 1445 回] 「100万回生きた猫」
100万回で一番多い死因は?
「誰かそっち持って」に誰もこない
49.47 pts [71.0]
3 /168位 (98.8%)




[第 1301 回] カジノで見つけた前例のない賭け事の内容
オリジナル怪物の前足を当てる
54.68 pts [76.3]
1 /104位 (100.0%)




[第 1270 回] 月に帰ってしまったかぐや姫、彼女のその後の人生について教えてください。
こんな足場ならスニーカー履いてくればよかった
39.10 pts [54.4]
31 /95位 (68.1%)




[第 1268 回] 理科室の人体模型は夜中こんなことをしている
人体模型A「宿直のメシじゃ腹が満たされん」
人体模型B「名案がある」
人体模型A「ろくな事になった試しがねーよ」
人体模型B「まずは胃を取り出してよこしな」
人体模型A「ほらよ」
人体模型B「胃の位置にこの茶碗を置いてみろ」
人体模型A「なんだよこれ」
人体模型B「メシ食えばほら、茶碗に溜まるだろ」
人体模型A「すげー!いくらでも食えるじゃねえか!」
人体模型B「な、なかなかの妙案だろ」
人体模型A「満腹中枢が!満腹中枢が!(パクパク)」
人体模型B「ありがたく思えよ(モグモグ)」
人体模型A「おう。で、お前何食ってんの?」
人体模型B「胃もレバーって言うんだっけ?」
34.46 pts [47.3]
99 /162位 (39.1%)




[第 1263 回] 「世界は俺を中心に回ってるかもしれない」と思った理由
頭に乗せたカフェオレが混ざる
47.78 pts [68.1]
8 /117位 (94.0%)




[第 1260 回] 囚人への手紙で黒塗りにされた部分
味がする壁を探しなよ
42.00 pts [60.2]
23 /140位 (84.2%)




[第 1258 回] 担任「みんなに悲しいお知らせがある。(  ?  )」 (穴埋め)
木造は誇れることじゃない
46.04 pts [66.9]
8 /152位 (95.4%)




[第 1182 回] 尾行中の刑事が、これは完全に気づかれてしまったなと思った理由
俺と半分ずつのマフラーだと肌寒そう
39.17 pts [55.1]
51 /178位 (71.8%)




[第 1178 回]

写真で一言
親鳥が温めてるやつも蹴った
47.10 pts [65.6]
15 /150位 (90.6%)




[第 1172 回] せっかくの昼休みを台無しにしてください
「この指とーまれ」が避雷針より高い
50.00 pts [70.1]
4 /121位 (97.5%)




[第 1170 回] 何の変哲もない田中さんの家が突然世界遺産に認定されました。
なぜ認定されたのか具体的に説明してください。
種まいて三日で建つ
43.47 pts [60.4]
19 /133位 (86.4%)




[第 1168 回] 私はこの一言で地獄行きを免れました
まだ観てないけど貸すよ
41.80 pts [59.0]
23 /132位 (83.2%)




[第 1167 回] 100点のテストを渡されながら先生に言われた気になる一言
ほら、ギター以外の自己主張もできる
56.05 pts [77.1]
2 /134位 (99.2%)




[第 1165 回] アイドルが涙ながらに謝罪したどうでもいい事
ウインクした方だけ寝てた
48.13 pts [68.3]
8 /127位 (94.4%)




[第 1163 回] 1543年 鉄砲が伝来する

1918年 米騒動がおこる

1945年 ポツダム宣言

2019年 (       )

2020年 宇宙人襲来
尖ってる山脈を全部丸める
38.95 pts [55.0]
40 /153位 (74.3%)




[第 1161 回] どうして私の正体が分かった?
そんな薄着の登山部見たことない
47.48 pts [65.6]
8 /108位 (93.5%)




[第 1159 回] こんな少女漫画はときめかない
指定席って気付くまで見つめ合う
54.12 pts [77.6]
3 /146位 (98.6%)




[第 1157 回] 忘れもしない避難訓練、いったい何が起きた?
校内放送「家庭科室で明太子の価値がどんどん下がってます」
38.99 pts [55.3]
44 /143位 (69.7%)




[第 1145 回] 謝罪会見で開き直った院長の一言
原作ファンには物足りませんよね
53.29 pts [78.7]
1 /170位 (100.0%)




[第 1142 回] 助けてもらいたくない救助方法
サメ型の浮き輪に本物が求愛する
33.88 pts [46.0]
103 /164位 (37.4%)




[第 1137 回]

画像で一言
特急以上は両手で止めろ
43.92 pts [62.2]
23 /190位 (88.4%)




[第 1132 回] おしゃべりを止めない全校生徒に放った校長の一言
飼育小屋じゃ狭すぎたか
33.80 pts [47.0]
95 /166位 (43.0%)




[第 1130 回] 一度も勝った事がないプロレスラー「ヨワヨワマスク」が
どうしても勝ちたいばっかりに
試合中やってしまったこととは?
駐車料金払って「ピンポーン」鳴ったらラリアットくぐる
35.23 pts [48.4]
80 /145位 (45.1%)




[第 1129 回] 卒業証書に書かれていた気になる文章
実感わくまで芝生で寝てな
52.00 pts [74.4]
5 /163位 (97.5%)




[第 1127 回] 一列に並ぶ→帽子を取る→(  ?  )→「ありがとうございました!!」
ツノが刺さる距離で
39.11 pts [54.5]
58 /189位 (69.7%)




[第 1125 回] こんな代表の選ばれ方はいやだ
マニアが見てるのに非売品のスニーカー渡される
32.48 pts [42.8]
121 /158位 (23.6%)




[第 1124 回] 救急救命士が行なった斬新な処置
ガーゼで折った紙ヒコーキが患部に刺さる
41.83 pts [58.3]
32 /181位 (82.8%)




[第 1123 回] 帰宅部さえも辞めた理由
まだ炊きたての味しか知らない
38.86 pts [53.6]
60 /172位 (65.5%)




[第 1121 回] おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは○○○○に
普通のサラダを注文したの
51.00 pts [77.9]
2 /208位 (99.5%)




[第 1120 回] 大統領!明日、彗星が地球を直撃するそうです!どうしましょう!
大統領「マジで?怪我とかすんのかな」
大臣「結構痛いと思います」
彗星「地球ごと木っ端微塵にしてやるよ!!!」
大統領「やだな〜俺骨折もしたことないのに」
大臣「あ、僕あります」
彗星「俺なんか体中凸凹だらけだぜ!!!」
大統領「やっぱ骨折するとヒーロー扱いとかされんの?」
大臣「松葉杖もってるとやっぱり」
彗星「近づくだけで話題の中心で悪いな!!!」
大統領「うわー憧れるわー。治ると身長も伸びてたり・・・」
彗星「他の星にぶつかるたびにね!!!」
大統領「・・・する?」
大臣「いやそれほど」
彗星「フッ期待外れが!!!」
大統領「でも足長いよね、ちょっとこれ履いてみて」
大臣「半ズボンですか?」
大統領「いや冬用のブーツカットジーンズだよ」
大臣「もぞもぞ・・・短っ!」
彗星「ハハハ!実に醜い姿だ!!!」
大統領「ちょっと傷つく」
大臣「ごめん。でも涼しくていいかも」
大統領「余計傷つくわー」
大臣「いや本当にいいと思いますよ」
彗星「本音で話せよ!これだから地球人は!!!」
大統領「あげる」
大臣「?」
大統領「そのジーンズあげる」
大臣「いやいや受け取れませんよ」
大統領「いいんだ。明日で地球終わりだし」
彗星「へへへ俺様のおかげでな!!!」
大臣「またそんなこと言って〜対策あるんでしょ」
大統領「なんもないよ」
大臣「あ!ポケットに何か隠してる!」
大統領「ち、違うよ!これは違うよ!」
大臣「いいじゃん見せろよー」
大統領「やめろーそこくすぐったいから!そこくすぐったいから!」
大臣「ここ弱いんすねーポケットの中身を出せー」
大統領「うひゃー笑い死ぬ!や、やめてー」
彗星「やっぱ俺帰るわ」
38.95 pts [55.3]
51 /168位 (70.1%)




[第 1119 回] 僕のお気に入りの自転車が「サドルが盗まれる」なんか比べ物にならないいたずらを受けていた!どんないたずら?
発想豊かな原始人に囲まれてる
45.13 pts [61.2]
24 /159位 (85.4%)




[第 1117 回] 逃げた犯人の特徴を教えてください
踏んでもいい花の基準をずらしてた
55.76 pts [79.2]
3 /179位 (98.9%)




[第 1115 回] 「ありがとう」って言いながらこんなことしたら全然感謝が伝わらない
原住民と違うタレで食べる
59.30 pts [89.6]
1 /188位 (100.0%)




[第 1114 回] いつ覗いても客のいないファミレス、なぜつぶれない?
しりとり式日替わりスープに草津、別府が登場する日も近い
35.94 pts [49.8]
94 /187位 (50.0%)




[第 1113 回] 聞こえないフリしてるのはどうしてですか?
赤ん坊「その名前で話進めんな」
41.70 pts [58.7]
32 /152位 (79.5%)




[第 1110 回] 「あ、これ落ちたわ」と自分でも思った面接の受け方
面接官「あなたの特技を教えてください」
学生「接客です」
面接官「ほほう、学生時代はアルバイトを?」
学生「駅前のステーキハウスで二年ほど…」
面接官「じゃあ少し実演してみせてください」
学生「(これが噂の圧迫質問か…田舎育ちの意地を見せるぜ)
    いらっしゃいませー!何名様でしょうか?」
面接官「発声いいね〜、もっとやってよ」
学生「(なるほど、これも評価対象って訳か…)
    ステーキの焼き加減はいかがいたしましょうか?」
面接官「本格的だね〜、焼き加減は君の”入社熱意”で、なんて」
学生「かしこまりましたー(鞄から厚切り肉、ガスコンロを取り出す)」
面接官「うぉ!!」
学生「少々お待ちください(へへ、想定済みなんだよ)」

…10分経過

学生「(…しまった。ガス足りねー)」
面接官「ま、まだかね?次の面接者もいることだし…」
学生「(まずいな、早めに切り上げないと…)
    大変お待たせいたしましたー!厚切りステーキです!
    鉄板熱くなっておりますのでお気をつけくださーい」



パクッ

面接官「レアだね」
40.02 pts [57.0]
41 /188位 (78.6%)




[第 1109 回] クリスチャンが突然仏教に寝返った理由
土葬後に天国まで泳ぐ自信がない
39.54 pts [54.5]
57 /193位 (70.8%)




[第 1108 回] バイトの皿洗いが何度も皿を割ってしまう理由
だらしない先祖のせいで下級武士たちが斬りかかってくる
40.92 pts [57.7]
40 /188位 (79.1%)




[第 1107 回] ミイラから包帯を取ったら何が残りますか
――キーンコーンカーンコーン

一つ、また一つため息をつくと、校内にチャイムが鳴り響いた。
青みがかった教室の窓に、僕は悲しさを映し出していた。
二時間目の半ば頃から降り出した突然の通り雨。
「梅雨前線が―」お天気お姉さんの言葉は、小学生の僕には難しかった。
ガラスに映った表情に重なる雨粒が、僕には涙のように思えていた。
そのせいか大好きな国語の授業も、今日はどこか面白くなかった。

休み時間に入り、親友のフランケンもはしゃいで走り回る。
彼はいっぱいに教科書を詰め込んだ鞄から体育着を取り出していた。
「早く行ってドッヂボールしようぜ!」そう誘うフランケンは笑顔だ。
僕は無愛想に席を立ち、ロッカーからランドセルを取り出した。

「早くしなさい、みんな着替えてるわよ」

教科書を叩きつけた担任が僕に怒鳴り声をあげる。
彼女はヒステリックを擬人化したような教師だ。
僕はみんなみたいに素直に振る舞う純粋さを持ち合わせていない。
包帯で隠しているのは身体だけじゃない、そんな自覚は僕にもある。

三時間目まで残り二分となり、しびれを切らした担任が僕に寄ってきた。
「早く着替えなさい、って何度言えば分かるの?」
そう言いながら彼女は、僕の包帯の結び目に手をかけた。
必死にその手を振り払うが、小学生の僕が敵うはずなかった。
するりと包帯がほどけていく。僕は耳まで真っ赤になっていたはずだ。


僕は朝から履いてきた学校指定の海パン一枚になった。
ずっと、ずっと楽しみにしてきた水泳の授業だった。
だからこそ「三時間目は体育館でやります」の一言は残酷すぎたのだ。

担任は穏やかな表情に戻り、そっと僕の顔をのぞき込んだ。
近くで見る透明感のある素肌が、僕の鼓動を速めていった。
一方で両目から溢れる大粒の涙が、僕の屈辱を嫌というほど表していた。
見るんじゃねえよ―その言葉を発しようとした瞬間、彼女が口を開いた。


「放課後には雨止んでるよ」

二人きりの課外授業に期待を残して、僕は体育館に駆けだした。
45.98 pts [64.9]
14 /174位 (92.5%)




[第 1106 回] 開かないビンの蓋を開けるためにとった方法
「ハズレ!ハズレ!これもハズレ!」って
賭博好きが手際よく破る三角クジにさりげなく混ぜる
33.64 pts [45.9]
99 /161位 (38.8%)




[第 1105 回] 新入りスパイの歓迎会をやってあげたが翌日から来なくなった理由
新人「どうも初めまして。あれ、僕ら二人だけですか?」
先輩「なんだ…今年も一人か…まーとりあえず入ろうや。
   …すいませーん。先日予約した…そうです、山井です」

―――薄暗い居酒屋の奥へと案内される
新人「先輩は山井さんっていうんですね。僕は、はg…」
先輩「ストーーーップ!スパイなら簡単に名前を明かすな」
新人「え、うわ、あの、すいません…」
先輩「いや、大声出して悪かった。俺もスパイ失格だな、ハハ」
新人「…ってことは山井っていう苗字は…」
先輩「もちろん偽名だ。入社後に本格マニュアルを叩き込まれる。
   これがまた分厚くて初任者には結構キツイ」
新人「なるほど。そういえばどうして僕たち二人だけなんですか?」
先輩「とりあえずこの業界の入社倍率知ってる?」
新人「たしか200倍強ぐらい…」
先輩「最近はそんなもんだな。景気もよくないし。
   面接で『初めにあなたのお名前を―』って質問あったろ?」
新人「はい。定番のやりとりですね」
先輩「それを履歴書通りに答えた時点でアウト」
新人「え?嘘?…そういえば緊張して間違えたかもしれない」
先輩「だろ?俺はてっきり好きなタレントだと思って
   『柴田恭兵さんです』って答えたんだよ。そしたら即入社決定」
新人「ハハハ。僕はうっかりオギワラって答えちゃっ…」
先輩「おい!」
新人「(びくんッ!)」
先輩「今のは……まあセーフか。隠語でいうと内野安打だ」
新人「す、すいません(…この先やっていけるだろうか)」

―――ピーピロリルン♪
先輩「ボスから電話だ」
先輩「もしもし…はい…今ですか?…来てますよ…えー、二人で…
   いや、仕方ないですよ。まさかこの時期に潜入の依頼入るなんて…
   あ、彼ですか?…近くにいます。代わりましょうか?」
先輩「ボスが君と直々に話がしたいそうだ。」
新人「え?僕とですか?」
先輩「そう言ってるだろ。早く出ろ。失礼のないようにな」
新人「わ、分かりました」
新人「もしもし、お電話代わりました萩原…です………はっ!」
先輩「残念ながらアウトだ。隠語でいうとインフィールドフライだ」
新人「せ、先輩…」
先輩「試験は続いてたのだよ。実に惜しい、が君の負けだ」

早々に席を立った先輩は支払いを済ませて去っていった。
携帯にはボスからの着信履歴なんてなかった。
畜生…あれだけ釘を刺されながらあんなミスを。
僕はただ悔しくて、渡された携帯の自局番号表示を盗み見した。

―――山田レジェンタ三郎 090-xxxx-xxxx

カシスオレンジの甘ったるさが僕の敗北を意味していた。
40.86 pts [58.6]
30 /147位 (80.1%)




[第 1104 回] 築30年、風呂なしトイレ共同のボロアパートが、家賃50万円の理由とは?
同居する影武者が銭湯に行けば、自分がひとっ風呂浴びた気になれる
39.86 pts [54.6]
58 /162位 (64.6%)




[第 1103 回] 絶対にこの野球チームは勝てないなと思った理由
「しまっていくぞ!」

捕手の安田の呼びかけに応える者はもういなかった。
照りつける陽射し、グラウンドから沸く昨夜の雨水。
この球場を構成する全ての要素が敵に思えてきた。
――同点で迎えた九回裏一死満塁。
肩で息をするエース柿崎の球数も既に150を超えていた。

「タイム!!」

主将の長尾が高らかに叫ぶ。
奴はこんな田舎の公立校にありながらスカウトも注目する選手だ。
それでも傲らず練習に精を出し、周囲にも気さくに振る舞い続けてきた。
選手、監督からの信頼も暑い。そんな奴を主将に推薦したのは俺だった。
――最高の一日にしようぜ
今日もその言葉とともに誰よりも早く一塁ベンチを飛び出していった。
底抜けに前向きな奴の性格に、野球人として憧れ、そして嫉妬を覚えた。
今ではこいつと組む二遊間を誇りに思っている。それも今日限りか。

マウンドに集まるナインの表情は緊張と疲労でこわばっていた。
中には重圧に耐えきれず、涙を浮かべている者さえもいた。
誰一人として口を開こうとする者はいない。長尾はただただ笑っている。
このピンチさえも愉しんでいるのか、そう思うと腹立たしくも思えた。

「こいつを見てくれ」

黙り込むナインの中心に立って彼はそう切り出した。
帽子を外した長尾が五分刈りの頭皮を剥き出しにした。
汗でにじむ帽子のつばに書かれた文字が彼の笑みを理解させた。






――焼肉店 直江津 〈営業時間 17時〜21時〉



「閉まる前にいくぞ」

長尾の呼びかけに応えない者はいなかった。
38.09 pts [52.6]
69 /180位 (62.0%)




[第 1101 回] アメリカのラジオ体操はこんな感じ
わき腹が空くたびにボディガードの配置が目まぐるしく変わる
43.70 pts [59.9]
25 /166位 (85.5%)




[第 1100 回] 遠足の日程表に書いてあった気になる文章
「実にいい眺めだ」
担任の土屋が自身に言い聞かせるように口を開いた。
クラスメイトは皆、疲れきった表情で天を仰いでいる。
その姿には、空一面のねずみ色が憎いほど似合っていた。
僕は水筒から溢れる最後の一滴まで飲み干していた。
登山もいいものだろう、言わんばかりのしたり顔が鼻につく。
空の水筒をヒザにぶつけては苛立ちを押さえつけていた。

そもそも六月に登山をしようというのが間違っている。
雨雲の傘を被った山頂からは景色などまるで見えない。
辛うじて見えるのは町一番の鉄塔の微かな明かりだけだ。
計画の段階でこれくらいの予想がついてもよさそうなものだ。
それに希望調査では「川下でのカレー作り」が一番人気だったはず。
ところがフタを開けてみれば「山登り」に変更されている。
こんなカラクリがあるから教師、大人を信用できなくなるんだ。

「横田、点呼しろ」
振り向いた土屋の視線が僕に向けられる。
くじ引きで決まったクラス委員だが責任は感じている。
いつの間にか優等生を演じ慣れてきた自分を悔しく思う。
1、2、3…途中まで数えただけで既に違和感に気付いた。
秋山だ。秋山がいない。

「秋山がいません。探してきます」
そう土屋に告げて辿ってきたルートを引き返す。
秋山は問題児だ。きっと列を乱してはぐれたに違いない。
全く迷惑な奴だ、重い足取りで転がる枝を蹴り上げた。
ほんの数十メートル歩くと秋山の声が聞こえた。

「嫌だ…嫌だ…」
そう叫ぶ声の主はどこにも見つからない。
僕はひんやりと感じた悪寒を揉み消せずにいた。
ふと細い山道の路肩に目をやる。予感は当たった。
そこには必死に地面をつかむ秋山の指だけが見えていた。
反射的にその場所へ向かい彼の腕を引いた。
崖下に目をやると深い谷底が僕を睨んできた。

「ぐっ……重い」
パンパンに膨れた彼のリュックサックがぐらぐらと揺れる。
思えば行きのバスで自慢するようにお徳用スナック菓子を見せてきた。
考えれば考えるほどにその体は比重を増していくように思えた。
その瞬間、意思とは裏腹に引きちぎれそうな腕が彼を離していた。

秋山は叫ぶわけでもなく、ただ深い白色へと飲まれていった。
ガクガクと震えた僕は、崩れるようにその場に座りこんだ。
秋山が捨てたボロボロの日程表が無造作に開かれている。
ポップ体で書かれた皮肉な一文が目に飛び込んでくる。


「おやつは三百円まで」
202.90 pts [59.4]
39 /198位 (80.7%)




[第 1098 回] 「ワイルドママ」ってどんなママ?
フライパンの裏を叩くと「敵襲だ!」と叫ぶ食器どもが収納されていく
37.93 pts [53.1]
66 /177位 (63.1%)




[第 1097 回] カメに追いつくことが出来ない理由
犬「なあ、兎に勝ったんだってな」
亀「ああ、それがどうした」
犬「次は俺が相手だ」
亀「いいよ、でも兎より遅いだろ?」
犬「十二支レースでは奴に負けたが俺にもプライドがある」
亀「なるほどな、どうせお前も途中で寝るんだろ」
犬「…(馬鹿な奴め、今日は午前中からたっぷり寝てあるのだ)」
亀「コースはどうする?」
犬「お前が決めればいいさ」
亀「じゃあ伊東の海岸あたりでやるか」
犬「ああ、いいよ(予定通りだ、飼い主に懇願して行った甲斐があった)」
亀「スターター誰に頼もうか」
犬「こっちで用意する、じゃあ1時間後にまた」
亀「ういっす」

…1時間後

飼い主「亀さんこんにちは。うちの馬鹿がお世話になってます」
亀「いえいえ、暇な身ですから、どうってことないです」
犬「へへへ(…その余裕がどこまで続くかな)」
亀「準備運動しなくちゃ。怪我したくないしね」
犬「俺もしとこうかな!(アップは30分前がセオリーだよ初心者が)」
飼い主「そろそろ始めない?俺この後デートなんだけど」
亀「なんかスイマセン。僕はもうOKですよ」
犬「大丈夫っす」
飼い主「じゃあ位置について…」
犬「(こいつを倒して世界を獲る)」
飼い主「用意!」
犬「(やばい、新記録出るわ。中敷きのフィット感がやばい)」

飼い主「ヒュン!!」

奴の手慣れた投法で亀が解き放たれる。そう、それはフリスビーのように鮮やかな弧を描きながら。みるみるうちに小さくなる亀。さすがトップブリーダーのスナップだ。俺がこの飼い主を選んだのは正解だった。しかし裏切りと焦燥感を覚えた今、その命題は限りなく不正解に近づいた。もう亀は見えなくなった。その姿はまるで六等星で例えると、いつも通りの六等星のようだった。

飼い主「そらポチ!取っておいで!」



俺の敵は亀じゃなかった
40.88 pts [57.6]
39 /168位 (77.2%)




[第 1096 回] ゴミ箱がなんか言ってます
ゴミ箱 「席替えをします。意見がある人は」
ポテチ 「はい」
ゴミ箱 「どうぞ」
ポテチ 「日が当たる席は避けたいんですが」
Tシャツ「油っぽい奴は窓際いけよ」
ポテチ 「あん?」
Tシャツ「それと青のり飛ばすなよ、体洗ってんのか」
ポテチ 「なんだとコラ。お前こそ目障りなバックプリント隠せよ」
段ボール「喧嘩はやめて!!」
Tシャツ「デブは黙ってろよ」
段ボール「…ぐすん」
ティッシュ「…サッ」
段ボール「ありがとう、でも一枚でいいわ」
Tシャツ「お前女には優しいな。男子校出身のくせに」
ポテチ 「おい、ティッシュだけは悪く言うな」
Tシャツ「散々床掃除させてたじゃねえか。よく言うぜ」
ティッシュ「いいんだポテチ君、所詮僕はヨゴレなんだ」
ポテチ 「あ、いや、なんかごめ…」
Tシャツ「薄っぺらいんだよ、お前らの友情ごっこは」
コーラ 「ティッシュとポテチだけにね、ハハハ」
一同  「ペプシは黙ってろ!」
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[第 1095 回] 熊に掴まった魚の最後のセリフ
鮭美へ
「お前がこのビデオを見ている頃、俺はこの世にいないだろう。だが心配することはない。お前はとても強い女性だ。お前に似た元気な子を、二人の新しい命を産んでほしい。それと故郷に帰る頃、俺の墓前に花を植えてほしい。…そうだな、小さな勿忘草をいっぱいに植えてくれないか。俺は、その花たちが生きるための肥やしになろうとも構わない。輪廻する命を力尽きるまで全うしたい、それが今の願いだ。いつか俺たちの子に「あれが父さんだよ」と、お前が胸を張って言えるような、花咲き誇る世界を創ってみせる。なあ鮭美、決して涙は流さないでくれ。お前が瞳を閉じるとき、そこには俺がいるはずだから。」
                              


鮭美「閉じるまぶたがない」
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